春のダイヤ改正は,「また急行か!」といいたくなりました.
「地元の人しか乗らない」といわれている東急大井町線に急行が走り,日中は大井町~二子玉川間21分だったところを16分で結ぶようです.私は地元でもありませんが,これまた地元の人しか知らない等々力までバスで行けるため,横浜や臨海副都心に行くときはよく利用しています.
本当に地元の人しか乗らないのであれば,わざわざ駅の大改良をしてまで急行を走らせて時間を短縮するほどの距離でもありません.急行の目的はもちろん沿線の利便向上ではなく,あの田園都市線の混雑緩和です.田園都市線の二子玉川~渋谷はどうにもしがたいので,渋谷に出る人の一部でも大井町線に流すことができれば,田園都市線に輝く混雑ナンバーワンの栄誉を,他線にも分け与えることができるかもしれません.
なにしろ,旧新玉川線(二子玉川~渋谷)の開通以前,田園都市線は大井町行きだったのであって,元々沿線の人たちは大井町経由で都心に出ていたというのです(今ののどかな大井町線からは想像も付きませんが).大井町線のスピードアップにより,特に品川や新橋方向などや,りんかい線経由で臨海副都心方面に出ている人には,渋谷経由よりも早く着く例が出てくることでしょう.
というわけで,大井町線に急行が走り,各駅の本数は減らされることになりました.
今まで1時間10本(6分の等間隔)だったものが,15分に急行1本各駅2本の3本(1時間12本)になり,1時間あたりの本数は増発になります.しかし,各駅しか止まらない駅では,1時間8本の停車になります.速達化のために各駅が減らされる事例は東武,京王,小田急でも同様で,これらはいずれも10分に1本に減らされてしまいました.それよりだいぶましとはいえ,私の利用する駅では,間に急行の通過があると各駅の間隔は9分にもなります.銀座線のようにはいかないまでも,9分はちょっとなぁ...というのが正直なところ.
田園都市線との接続については,上下とも二子玉川で急行どうしがピッタリ接続するようです.田園都市線の急行停車駅(鷺沼とか青葉台とか)の皆さん,おめでとうございます.しかし,各駅どうしの接続はとれておらず,各駅しか利用できない人には,あまり便利になっていないようです.大岡山での目黒線との接続については,目黒線に急行が走り始めたあたりから崩れてしまいましたが,今度の改正でどのようになっているかまだ調べていません.
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