日本郵政公社が10月1日民営化され,持株会社の日本郵政(株)のもと,郵便事業(株),(株)ゆうちょ銀行,(株)かんぽ生命保険,これら会社の窓口業務を受託する会社である郵便局(株)の体制となりました.
銀行会社,郵便事業会社などの名称は「○○支店」「○○店」などに改められたのですが,そこで驚くべき名称の店舗が登場しました.
横浜中央郵便局に併設されているのは,なんと「さいたま支店 横浜出張所」.実際には「横浜店」を名乗っているようですが,あくまでも正式名称は「さいたま支店横浜出張所」のようです.日本を代表する大都市の横浜が,最近やっと政令指定都市の仲間入りを果たしたばかりのさいたまの管轄下におかれてしまったようで,まるで「ハマっ子に対する嫌がらせか?」といわんばかりの名称になってしまいました.
埼玉県内はもちろん,神奈川,千葉,山梨,群馬,栃木の各県の直営店も,すべて「さいたま支店○○出張所」になってしまったようです.
ゆうちょ銀行については,銀行の直営店と郵便局への委託店舗になり,多くの場合,規模の大きい集配局に直営店を併設し,その他の郵便局は郵便局への委託店となったようです.ただし,規模や組織だけではなく利便性も考慮されているらしく,例えば「八王子店」は集配局の八王子郵便局ではなく無集配の八王子駅前郵便局に併設になっているため,「八王子郵便局」(委託)と「八王子店」(直営)が存在するなど,いくつかの例外があります.ただし利用する分には直営と委託の違いを気にする必要はありません.(投資信託などの業務については,取扱いが違うこともあるかもしれませんが.)
そして,銀行の店舗網は,一般の銀行のように「支店」を主体としたものではなく,関東や近畿などの地域ごとに1箇所の「支店」を設置し,その他は「出張所」という名称になりました.「世田谷店」は,世田谷支店ではなく,「本店世田谷出張所」が正式名称になっています.
「支店」は旧郵政局(公社の支社)の所在地に置かれたらしく,しかも支店名が地名になってしまったのが,話をややこしくしたようです.関東郵政局(東京以外の関東を管轄)はさいたま市に置かれていて,公社時代は関東支社と南関東支社(横浜)が置かれていました.せめて南関東支社があった横浜が「支店」になれば「横浜支店」で済んだところが,ゆうちょ銀行は南関東と関東を両方とも「さいたま支店」のエリアにしてしまったため,「さいたま支店横浜出張所」なるものが登場してしまったわけです.
このような例は他にもあり,九州郵政局が熊本にあったなごりで,九州内の店舗が「熊本支店福岡出張所」になったり,四国郵政局が松山にあったため「松山支店高松出張所」になったりしたそうです.
支店名については「関東支店」「九州支店」などの例にしたほうがよかったのではないかと思うのですが,そのうち「違和感ありまくり」という声があがってそのように改められることがあるでしょうか.まさか,「ゆうちょ銀行は大きすぎる!地域分割すべきだ」という声に応えて,「さいたまゆうちょ銀行 本店横浜出張所」ができたりしたら,みずほ銀行が県ごとに分割して「福島みずほ銀行」ができるのに匹敵するほどのネタだと思います.


ほお。
言うなれば、JR東日本八王子支社吉祥寺駅みたいなものか。
(でもさいたま支店横浜出張所よりはインパクトないな…)
投稿情報: じょう | 2007/10/12 21:45
たしかに多摩は八王子支社ですね.
いつのまにか「東トタ」は「八トタ」になりました...
さいたま支店横浜出張所はインパクトというか破壊力ありますよね...
投稿情報: の | 2007/10/12 23:41