選挙の風物詩ともいえる「投票用紙の渡し間違い」.今では衆院選でも比例区があるため,参議院に限らず補選を除く国政選挙では「毎回必ず起こる問題」になっています.
もともと投票所の職員も選管専従ではなく,区の一般行政職の職員が応援で出てくるものです.だからといって過誤が許されるわけではありませんが,精神論や注意力で過誤をなくすことができるかといえば,現実的にはできないでしょう.(このために投票用紙が色分けされているのですが,選管専従の職員でなければ,パッと気づくことは困難です.)
たまに職員の過誤があり,その場合でも間違えて投票すれば無効票ということが何度も報道されていますので,私もなるべく注意して見るようにはしているのですが,投票用紙には(多分)「平成19年7月29日執行 参議院議員通常選挙(●●●●●)投票用紙」というようなタイトルが同じ書体で書かれていて,●●●●●の部分に「東京都選挙区」とか「比例代表選出」とか書いてあるのだと思います.つまり,タイトル全体を読んでみなければ気づかないということで,職員を無意識に信じきっている人は,そのまま投票してしまうことでしょう.(実際に「何人が既に投票」と報じられるわけで,気づかない人が多いことを示しています.)
このタイトルの文字を小さくしてでも,用紙の目立つ場所(できれば名前を書く欄の上)に「比例」「選挙区」などと黒ベタ白抜きで書くようにするだけで,渡し違いがそのまま投票される事故は少なくなると思うのです.または,タイトルの「●●●●●」の部分を白黒反転の太字にするのでもよいかもしれません.
1回の期日で複数の投票がある場合は,このような改善をまじめに考えてもらいたいものです.
コメント