世田谷区立中央図書館(正確には教育会館)のトイレ入口の看板が,なぜか「お手洗」のマーク部分(図記号)だけ手書きの厚紙が張られているのに気づきました.
看板は普通に印刷されているはずで,なぜ図記号をわざわざ手書きで書いて張ったのだろうか?と思いました.
その疑問,トイレの前に別の案内板があったのを見て氷解.
上のサインが一般的な図記号データ集から作成されたならば,トイレの絵記号は,女性が左,男性が右のようです.しかし,上記トイレの現場では男性が左,女性が右-1枚目の写真参照-.利用者から「わかりにくい」とか「間違えて入った」という意見でも寄せられたのでしょうか.確かに図記号は図記号,現場は現場なので,普通に図記号を適用すると左右が逆ということもありえます.
これだけでは検証として不十分なので,トイレのサインは本当に女性が左,男性が右で,「実態に合わせて変更できる」というような余地はないのか,ということを確認することにしました.そう,ここは図書館.JISハンドブックは全巻開架で用意されています.
JIS Z8210では,トイレの図記号について「線で仕切られた女性と男性の正面図」と規定しており,「状況に応じ・・・」のルールはありません.確かに,過去に非常口や車椅子のマークが方向と逆を向いていることがあるというのが問題になったような気がしないでもありませんが,やはりサインはサインということになったのでしょう.あとは壁の塗り分けなどで誤進入を防止することでしょうか.
(10年後くらいに,「変な図記号を使っているから,介護ロボットが入口を見つけてくれない.普通のものに戻すべきだ.」という苦情が区に寄せられたりして...)



非常口は左右あったような気がする。
JISで確認してみてチョ。
投稿情報: RYUIII | 2007/06/12 16:35