警察署の電話番号は,たいてい下4桁が0110で終わっています.110番にあわせてそのようになっているのでしょうが,これは全国的にそうなのでしょうか.
ざっと調べたところ,
●すべて0110の県・・・埼玉,千葉,神奈川など23県
●大多数が0110の県・・・東京,北海道,福岡など16県
●統一されていない県・・・青森,秋田など6県
●その他の番号で統一されている県・・・大阪,大分の2県
となっていました.
多くが0110になっている県は,「いくつかの署が全然違う番号になっている」場合や,「いくつかの署が『2110』『5110』など,下3桁は110を保ちながら0110ではない番号になっている」場合がありました.前者は茨城や山梨など,後者は北海道などがそうです.
東京(警視庁)の場合,本土はすべて0110で統一されながら,島嶼部の署は他の番号のことが多い分布がみられました.電話交換機の都合などで0110を割り当てられなかった可能性がありますが,沖縄や長崎の離島では必ずしもバラバラになっていません.
統一されていない県は,青森,秋田,宮城,福島,石川,佐賀の6県ですが,うち4県は東北に集中しています.東北6県のうち実に4県でバラバラということであり,もしかしたら管区警察局によって指導の強さが違ったということなのでしょうか.
異色なのが大阪と大分の2県です.大阪は1署を除きすべて1234で統一されており,この傾向は全国で大阪だけです.大分はすべて2131で統一されています.
大阪特有の「1234」は,なんか大阪文化の香りがしますが,大津市内の警察署(泉大津じゃなくて滋賀の大津ですよ!)2署,高知県内の1署にも感染(?)しており,大阪文化圏の広がりを感じさせます.
ところで,大阪の警察には電話番号の他にも変わっているところがあります.
まず,今は変わったみたいですが,パトカーに書いてある「警視庁」「神奈川県警察」などの名前が,他の県は窓の下に白地に黒字だったのに,大阪だけ下半分の腹の部分に黒地に白抜き文字で書いてありました.しかも,他は「神奈川県警察」「埼玉県警察」のようになっているところ,「大阪府警」と省略形(「察」がない)で書いてありました(これは今もそうかもしれません).
さらに,事件や事故のたびにテレビで映ることが多いのでお気づきの方もいらっしゃると思いますが,警察署の看板(遠くからわかるよう庁舎に大書きされている警察の名前)が,「岸和田けいさつ」「泉佐野けいさつ」と,「けいさつ」をひらがなで表記しています.警視庁がまさか「世田谷けいさつ」「玉川けいさつ」と庁舎に堂々と書くはずはなく,これも大阪独特のものと思われます.
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