栃木県足利市の葬儀に参列してきました.
亡くなった人は知人の息子さんで,22歳だったとのことです.面識はありませんが,日に日に病状が悪化したであろうお子さんを見舞いながら,そして死を受け入れなければならないという家族の気持ちはいかばかりでしょうか.
ところで,少し前に熊本での葬儀について紹介しましたが,こちらの葬儀も(東京から見ると)変わったやり方だったように思います.
なお,[]で東京で一般的と思われる方法を併記しています.もっとも,私も多数の葬儀に参列しているわけではないので,違っているかもしれませんが.
・祭壇には,棺と骨壷(布がかけられた状態の収骨容器セット)が飾られていました.出棺の時には2番目か3番目の家族が持って並びました.
[火葬場で受け取ることが多いのではないか(容器持込の火葬場でも,葬儀のときに飾ったりはしない)]
・順序は概ね次のとおり.
・葬儀を開始する旨の案内
・読経
・親族焼香
[ 親族に続いて会葬者が焼香する]
・弔電拝読(一部)
・葬儀が終了し,告別式を開始する旨の案内
[ 葬儀・告別式の間に明確な宣言はない]
・喪主あいさつ(以下の流れからはこうなるのだろうが・・・)
[出棺に先立ち行うことが多い]
・会葬者焼香・電報(残りについて氏名のみ)拝読
※なんと,親族が焼香台の横に立ち,参列者に頭を下げながら見送る.会葬者は焼香が終わると
そのまま式場から退出.流れ解散.
[会葬者は退出せず,元の席に戻る.(式が終わっていないのだからそういうことになる)]
・会葬者焼香が終わる頃,導師退場(この状態では式場は親族のみ)
・式場の椅子の並べ替えなどを行い,棺を中央に引き出し
・親族が別れの儀
・式場に残っている会葬者は再び式場に戻ってもよい旨の案内
・供花を切り取り棺に納めるなど,全員で別れの儀
[普通式場に残っているのでここまでを全員で行う]
・全員で棺のふたをかぶせる(釘打ちは省略)
[最近は釘打ち省略が一般的?]
・近い親族のみ式場に残り,位牌,骨壷,遺影,茶碗などを持ち並ぶ.それ以外の人は先に式場外へ
・一同霊柩車(バス型霊柩車)へ見送り
・ここまで式場に残っている会葬者は霊柩車の出発を見送り
・極めつけはバス型霊柩車でした.(東礼自動車は持っていないのではないでしょうか...)
しかも,なんと「足利市」と書いてあります.
バス型霊柩車は実物を見るのははじめてです.写真で見たことがあるのは車の後部から前後方向に棺を入れるものでしたが,この車はなんと棺を横に(!)入れるタイプでした.前輪のタイヤハウスの上にドアがあり,そこから横に納棺するという方法.
バス型だといずれにせよタイヤハウスの上になるのでしょうが,ずいぶん高くまで持ち上げないといけないので大変そうでした.(棺の最上部は1800mm近くあるのではないでしょうか・・・かなり高く感じました.)
・霊柩車には,足を奥に納棺していたように思います.私は火葬場には行きませんのでわかりませんが,台車式の火葬場では頭を奥にすると聞いていますので,炉は東京の民営火葬場と同じタイプでしょうか.
・所要時間は,出棺まで1時間20分で,ずいぶん時間にゆとりを持っていたように感じられました.最初の「葬儀」はちょうど30分で終わりますが,東京式にちょうど1時間で終わらせようとするとどうしても別れの儀は時間がかけられないように思います.この方がいいのではないかと思います.
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